先日、スズキから「コロナの影響でジムニーの納期が遅れます」との連絡あり、納期一年越えが確定しました (>_<)「昨年1月に申込んだ人の納車が未だです」ということだから、自分のジムニーは少なくとも後4ヶ月くらいは待たされることになりそうです。また、このGWは (おそらくはコロナが終息せずに 夏休みも冬休みも) 自宅に籠りっぱなしで旅行への出費もありません。という訳で、思いきってジムニーと旅行の予算の一部をカメラ道楽に注ぎ込むことにしました。
選んだのは ライカM9-P シルバークローム。9年前に発売されたデジカメで とっくの昔にディスコンされています。しかし、中古とは言え、流石にライカ、清水の舞台から飛び降りるくらい(?)の感覚でポチり*1ました (^_^;)
MAP CAMERAの新同品故、外観のコンディションは新品と言っても過言ではないくらい綺麗でした。また、ライカカメラジャパンにて センサー、シャッター駆動部品交換を含むオーバーホール済みであることも購入の決め手になりました。
現行のM10-Pや一世代前のM-Pではなく敢えて二世代前のM9-Pを選んだ理由は、
- シンプルな撮影スタイル = 露出と構図を決めてシャッターを押すだけ
- Nikonでなければ撮れないような難しい撮影は潔く諦められる
- デジカメでありながら銀塩カメラのような不便さ (撮っている実感) を味わえる
- ISO感度を上げられない = ISO400が実用レベルの上限(らしい)
- 気持ち良いくらい機能が何も無い (実用に耐え得る連写、ターゲット追尾AF、瞳AF、動物AF、ピーキング、手ブレ補正、位置情報記録、防塵・防滴構造、等々)
- 唯一無二なKodak製フルサイズCCDセンサー
- 大きな"M9"の刻印やライカの赤バッジの無い控え目なデザイン
- そろそろライカ
- ライカに逝っても 宝の持ち腐れにならない程度の撮影の心得と経験値は修められたのかなぁ、という何の根拠も無い自負
- M10-P (あるいは次世代機のPバージョン) を 次の楽しみに取っておける
といったところです。
レンズは ライカのオールドレンズを分解清掃・グリスアップ、等の整備込みで注文しました。届くのは来月下旬くらいになるとのことなので、当面は手持ちのM-Rokkorレンズで凌ぎます。
「貴方にはライカは敷居が高い」と いわれのない言葉を投げ掛けられたトラウマがあります。喉に刺さったままだった魚の小骨が漸く取れたのかなぁ (苦笑)
*1:Map Cameraで578千円