nobuの日記D

広島発のカメラとの戯れを語る日記です。 元Nokia E90マイスター。Nikon沼 (D810 & Dfカスタム) と銀塩カメラ沼 (Nikon F2 Titan) にハマってます。

Treo650(その66)---耳周りの強化(2)

第五次パワーアップ計画の真打ち「BTレシーバ MPX3000RP-HG mLink R for P902i」について紹介します。
このブツは、P902iからBT機能で飛ばした電波(音楽)を受け取るレシーバです。 toshichanさんのところ(→ココ)でTreo650へも使えることを知り、Amazonへ即注文しました(^^;

  1. 外観
    • 見た目は小型のホッチキスです。 会社に連れて行ったら、100円ショップのホッチキスに間違われて持って行かれそうだな(^^;
      • サイズ : Approx.L55mm x W25mm x W25mm
      • 重さ : 24g
    • 本体自身はネクタイピンのようなクリップ構造になっており、服に挟んで留められます。
    • ヘッドホンプラグ(Φ3.5mm)は写真のように差し込みます。
    • 電源は充電池(3.7V)ですが、電源プラグの穴形状が小さく特殊(?)な為、付属のACアダプタを持ち歩かねばなりません。 プラグの変換アダプタが是非欲しいですね。
  2. 使用感
    • pTunes」、「TCPMP」共にMP3再生は問題なく使えました。
    • TCPMP」の動画再生は動作が重くて駄目だろうと覚悟していましたが、SWを普通に観れました(^^
    • ワイヤレスなのでイヤホンケーブルの煩わしさから解放されます(^^ (^^
    • 音質はTreo650のヘッドホン端子から聴くよりも明らかに落ちます。 ワイヤレスを採るか音質を採るか迷うところです。
    • 音量はBTレシーバ本体中央のコントローラの上下で調整できます。
    • 取説にコントローラの左右で前後の曲へ飛ぶ機能があると書かれていますが、Treo650では動きませんでした。
    • Treo650から5〜6m以上離れるとBT信号が届かなくなります。 実用上は問題ないですね。
  3. 設定手順
    • まずは、Treo650とBTレシーバをペアリングさせます。
      1. やり方はTreo650P902i間のペアリング作業の流れと似ていました。
      2. BTレシーバ側は、取説9頁の手順でペアリング待機状態にします。(電源オフの状態から電源キーを押したままにする。→LEDが赤青赤青と交互の点滅始めたら電源キーから手を離す。)
      3. Treo650側は、「Preferences」→「Bluetooth」を開き、「Setup Devices」→「Hands-free Setup」→「Next」の順にボタン押して、BTレシーバを検索させます。
      4. BTレシーバ(MPX3000RP)が見つかったら、それを選んで「OK」ボタンを押します。 Treo650の画面上でBTペアリングのパスキーを聴いてくるので“1234”と入力して「OK」ボタン押します。 これでペアリング完了です。
      5. 上記ペアリングの作業内容はTreo650に記憶されるので、次の再接続時からはやる必要はありません。
    • Softick Audio Gateway 1.03」を→ココからダウンロードしてTreo650へインストールします。 オンラインソフトウェア(US$19.95)です。 Treo650のオーディオシステムの音をA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)に対応したBTレシーバに送る機能を持ったソフトウェアです。
  4. 使用方法
    • Softick Audio Gateway 1.03」を起動させて、「Remote」ボタンを押します。 ステータスを表示するサブ画面が現れて数秒間でBTレシーバのコントーロールが完了します。 (コントロールを始めると、Treo650本体からは音が出なくなります。)
    • 後はいつものように「pTunes」、「TCPMP」を起動させて再生を始めるだけです。 BTレシーバに繋いだヘッドホンから音が出ます。

音質が気になりますが、電車やバスの中ならBTレシーバでも行けそうですね。 第五次パワーアップ計画は一応成功ということにしておきましょう(^^;
ところで、Treo650に取り入れたBT機能は、いずれも私にとってのキラーソフトウェア達の運用と直結しており、正に不可欠なキラー機能になっています。

  1. BTホットシンク --- PalmDesktop(PsMemo、eWallet、TimeConduit)、Intellisync(DateBk6、Addrex)
  2. BTモデム(P902i) --- Xiino 3.3J、tapmail Pro、WorldMate
  3. BTキーボード --- PsMemo
  4. BTイヤホン --- TCPMP、pTunes


このように並べてみると、もはやBT機能無しでは成り立たない環境になっていますね。