UX発売当時、私のメインPDAはWindowsCE Handheldマシンで、ちょうどJornada720からシグ3へ切り替えた頃でした。 (Palmはm505で入力はグラフィテーでした。) 今でこそ リナザウSL-C860やQtek 9000のキーボードサイズに慣れきっていますが、当時の私にとって 最小サイズはJornada720のキーボードだったのです。 UXのキーボードが打ちにくいと感じたのは、単にUXのキーボードサイズに慣れていなかったということも少なからずあったかと思います。
しかし、あの当時、本音で打ちにくいと思ったことは紛れもない事実です。 それはいったい何だったのか確かめるべく 現役のメインマシンQtek 9000と真面目に((^^;)比較を行いました。 Qtek 9000のキーボードは非常に出来が良く、打ちにくいと思ったことは一度もありません。
データは、左 : Qtek 9000 // 右 : UX50です。
- キーボード
- 全幅 x 奥行き : 115mm x 50mm // 90mm x 50mm
- 全幅の差は キーボードの列数の差です。 (UXの方が一つ少ないです。)
- キー形状
- キーピッチ : 9mm // 9mm → キーピッチは同じ
- キーの形状 : 正方形(□9mm) // 楕円(長径x短径 = 7.5mm x 6mm)
- キー表面仕上げ : 曲面、中央盛り上がり // 奥行き方向へ波形
- キータッチ
- 押し下げた時のポチポチ感はほぼ同じ。
- 但し、押し下げた時の指先の感触が違います。 Qtek 9000の方が気持ち良いと云いましょうか、押し下げ感(達成感)がありますね(^^
総括
あくまでも私一個人の感じ方による勝手な結論になりますが、
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- UXはキー押し下げ時の指先の感触が良くないように思います。 デザイン重視(?)のキー形状を採用してしまった為、キー押し下げ時に指先がキーの周囲に当たってしまいます。 これが悪さをしているように思います。 でもその悪さは許容範囲内です。
- UXの発売当時、キーボードが打ちにくいと感じたのは、単にUXのキーボードサイズに慣れていなかったということも少なからずあったかと思います。
- で、“UX50キーボードは本当に打ちにくいのか”というと そうでもありません。 今週から会社にお供させていますが、据え置きスタイルでの予定入力・確認、メモ書き、等 に大活躍しております(^^ PDAに限ったことではありませんが、慣れって怖いモノですね(^^;