前玉が凹レンズであることから「凹みウルトロン」と称される珍玉のFマウント改造レンズをゲット*1しました。
被写界深度が極端に浅いとの評判で、ピーキング機能の無いDfでの使用を躊躇うところですが、このレンズについては躊躇いませんでした。Nikon AF NIKKOR 50mm 1:1.8Dの鏡胴内にヤドカリされており、オートフォーカスと自動露出の機能が使えるスグレものだったからです。
昨日、撮影した梅の花です。
Df & Carl Zeiss Ultron 1.8/50 絞り優先AE(F5.6、1/1,600秒、±0.0EV)/ISO125/晴天
ピントの合う面が非常に薄く、その面から外れると急激にボケます。自分のDfは ファインダースクリーンをスプリットタイプに改造してますが、それでもマニュアルでのピント合わせは厳しかったです。このレンズにはオートフォーカスが必須ですね。
サイズがコンパクト (フィルター径; 52mm、重量; 205g) で Dfでのスナップ撮影にはうってつけです。宮島でスナップ撮影をやってみました。ボケ味が柔らかく、うるさくないです。スナップ撮影が楽しくなりそうです (^_^)v
Df & Carl Zeiss Ultron 1.8/50 絞り優先AE(F2.8、1/400秒、±0.0EV)/ISO100/AWB
Dfは、レンズの実絞り値をカメラ本体にマニュアルでセットしてやれば、非AIレンズでも絞り優先AE(自動露出)機能が使えることになっていますが、実際には絞っていくと、露出がズレて画が真っ白になることがあります。この問題もAE化で解消されておりました。使い勝手は今のところ現行レンズと遜色ありません。たぶん逆光には弱いでしょうが (^_^;)
初めて買ったオールドレンズがロシア製で 大失敗をしたことがトラウマになり、無暗に沼にハマらないよう物欲を抑えられてはいますが、まだまだオモシロいレンズがありますね。
*1:NOCTOで118.8千円